交代枠を使い切った場合やキーパーの控えがいなくなった場合は、フィールドプレイヤーが代役を務めることとなる。どの選手に代役を任せるかの判断はそれぞれだが、基本に従うと前線の選手が選ばれることが多いだろう。
今回はGKの退場や怪我などにより、代役としてゴールキーパーを務めることになったフィールドプレイヤーを5人紹介する。
長谷部誠
元日本代表でもある長谷部誠はヴォルフスブルク時代に、キーパーを務めたことがある。
正GKが退場になり、監督の指名で長谷部が代役を務めることとなった。
相手選手との一対一の場面では逆を取られて失点してしまったものの、精度の高いパントキックを見せるなど代役としては十分の出来だっただろう。
ハリー・ケイン
現在はバイエルンミュンヘンで活躍するイングランド代表のストライカーもキーパーを経験している。
2014年のヨーロッパリーグのグループステージで、GKロリスが退場したことにより、ケインが代役を務めた。
相手のシュートをキャッチミスしてしまい、失点をしてしまったが、
この試合、ケインはハットトリックをしており、大きな影響はなかった。
ジョン・テリー
チェルシーの黄金時代を支えたジョン・テリーもGKを務めたことがある。
正GKのチェフと控えのGKの2名が負傷してしまい、急遽ジョン・テリーがゴールマウスを守った。
試合はリードを守り切り、チェルシーが勝利した。
オリヴィエ・ジルー
2023年、ミランは正GKのメニャンが退場となり、交代枠を使い切っていたため
ジルーがキーパーを務めることとなった。
ストライカーだったジルーだが、ピンチの場面でビッグセーブをするなど、代役とは思えない活躍を見せた。
試合はミランがリードを守り切り勝利した。この試合に勝利したことによってミランは首位に浮上した。
カイルウォーカー
マンチェスターシティに所属するカイル・ウォーカーもGKを務めたことがある選手だ。
今は世界最高のサイドバックとして知られているが、GKとしての才能も見られたようだ。
2019年のチャンピオンズリーグで、正GKのエデルソンが怪我をしてしまい、控えGKのブラボが一発退場となったため、代役としてカイルウォーカーが選ばれた。
枠内シュートを1本打たれたが、しっかりとキャッチをして、ゴールマウスを守った。
試合後、海外のメディアではシティのナンバーワンGKと取り上げられた。
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