チェルシーのポチェッティーノ監督がクラブと双方合意の上、今シーズン限りでの退団を発表した。
ポチェッティーノ監督はわずか1年でチェルシーを去ることとなった。
アルゼンチン人指揮官が就任した23-24シーズン、チェルシーは18勝9分11敗の6位という結果でフィニッシュした。
ポチェッティーノが就任する前のチェルシーは12位と低迷していた中で、今シーズンの立て直しは順調に進んでいたといえるだろう。
シーズン最後は連勝しており、これからが楽しみだったファンも多いはずだ。
ポチェッティーノは「このクラブの歴史の一部となる機会を与えてくれたオーナーとスポーツディレクターに感謝する。クラブは現在プレミアリーグで進歩するために非常に良い流れに乗っている。」と語っている。
コメントの通り、双方合意の上で友好的な取り決めだったが、ポチェッティーノはチェルシーと2年契約を結んでおり、契約解除金を受け取ることになると想定されている。
また、イギリスメディアによるとチェルシーは新たな監督候補を取り急ぎ探しているとのこと。
ターゲットは「若くて進歩的な監督」を狙っていると報じている。
チェルシーの次期監督候補。若くて進歩的な監督とは
目次
ヴァンサン・コンパニー
コンパニーは今季バーンリーを率いたが、結果を残すことができず、降格してしまった。
しかし、ポチェッティーノが監督になる前に、チェルシーの最終候補として名前が挙がっていた人物である。
コンパニーは現在38歳で2部だったバーンリーを史上最速で昇格させた実績を持つ。
また、コンパニーはマンチェスターシティに所属していたこともあり、ペップ譲りのポゼッションサッカーは現代的で進歩的な監督と言えるだろう。
バイエルン行きの噂もあるため、チェルシーはすぐにアクションを起こす必要がある。
ロベルト・デ・ゼルビ
今シーズン率いていたブライトンを電撃解任したイタリア人指揮官。
今後の身の去就について多くの噂が流れているが、チェルシーが望む「若くて進歩的な監督」はまさにデゼルビにピッタリである。
デゼルビは現在44歳で、ブライトンを史上最高の順位まで引き上げるなど功績は若いながら輝かしい。
彼も圧倒的なポゼッションサッカーを売りとしている「若くて進歩的な監督」である。
キーラン・マッケンナ
マッケンナは2021年に当時3部だったイプスウィッチの監督に就任。その後チームは3部から2部へ昇格。そして今季2部で2位となり、22年ぶりのプレミアリーグ昇格を果たした。
過去にはユナイテッドのアシスタントコーチを務めていたこともある。
若くして実績としては問題ないと言えるだろう。
マッケンナは現在38歳で年齢も問題ない。ユナイテッドに復帰する噂も流れているが、イプスウィッチにとどまることも十分に考えられる。
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